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ある日森の中

ただただ適当に

男根だっていいじゃないか

先日はついに夢の中に京都が出てきた。どんだけ行きたいんだよ。

またもや更新がだいぶ空いてしまいましたがおかげさまで未だにおちおち物思いにも耽れていません。そんな中ぼーっとTwitterを見ていると、昼日中からやたら「男根」というワードがTLに流れていた日があった。

togetter.com

論文にまとまったら是非読みたいので上梓をしっかり待機していよう。しかしもう1周間も前の話なんすね。NHKのつぶやきビッグデータにも出ちゃうくらいこの日は男根一色といっても過言ではなかったが今はもうすっかり忘れ去られた感じである。で、こういうオタクコンテンツ(批判)絡みでは毎度のことながら炎上していたわけですが流れてくる意見は概ね「またフェミがわけわからんこと言ってるぞ」みたいな感じだった。いつも通りだなあ…と個人的に思いながら眺めていると、同時に流れてきた話の中で「吹奏楽やってるとちんこしゃぶるのがうまいはず」っていうのがあった。

おいおいちょっと待ってくれ、君らはたった今女の子が抱える楽器を「男根」として捉えるのを笑い飛ばしたばっかりではなかったのか。おもいっきり楽器を吹く、という行為から想像力を働かせてエロく捉えているじゃないか*1。実のところをいうと私は渦中の人物のツイートを読んでいく中で結構納得してしまうところがあったのだ。確かに捉えようによってはどんな行為でも「エロス」は見いだせてしまうのだ。別に直接的に肌を魅せることが無かったって物を食べる、楽器を吹く、極論を言えばただ運動をしているという状態ですら「エロく」見ることは可能ではないのか。

この問題に対して「吹奏楽をやっている人に失礼」というのもかなり多く聞かれた。確かに本当に真剣にやっている人からすればそんなエロい視線で見られるなんて堪えられないというのは理解できる*2。しかしおそらくこの問題に限って言えば「当事者性」は残念ながら捨象されていて、あくまで「どう第三者から見られるのか」が問題ではないのか。例えば一生懸命部活に取り組むヒロインキャラ(少女漫画であれば男子キャラ)の姿を見てドキッとしてしまう男性キャラ(ないしは女子キャラ)なんていうのはラブコメ漫画でよくある展開ではないだろうか。おそらくそのコマでは顔がドアップになっていってまとめられてアップになった髪によりあらわになったうなじ、小さく飛び散る汗などが描かれていたのではないだろうか。

うなじフェチというのは男性から見た女性に対するフェティシズムの代表選手とも言えるだろうが、そういったシーンを端緒にして特に最近はSNSを通じて「性的要素の読み出し方」は拡散していく。とにかく「性的な要素の読み出し」というのはどれほど隠されても、いや隠されているからこそ終わりのない行動なのではないだろうか。そういった読み出しによって二次創作市場は現在のような発展を遂げたのではなかったのか。

私はこうした隠された「性的要素の読み出し」とそれにまつわる想像(創造)力の発露を否定する気は毛頭ないし、ましてや「性的だから規制しろ」なんてもってのほかである。繰り返しになるが隠されたって性的要素の読み出しなんていうのは泉のようにこんこんと湧き出してくるのであるし、むしろそこにこそ面白みがあると思っている。このシーンエロいなあと思った瞬間から創造が始まるのである。普段だってアイスキャンディー食べるのをエロいって思っちゃうんだから「男根のメタファー」って言われたって怒らなくていいじゃない、というのがこの騒動を見ていた私の感想である。ちなみに私はごちうさのEDを見ながらはためくスカートの奥にパンツが見えないかとずっと想像しております。

たまにはこんなはてなっぽい記事を書いてみるもんである。

*1:実際pixivで「ユーフォニアム R-18」で検索するとそういうモチーフの画像は結構出てくる

*2:実はそれを理解できる、というのも変な話でなぜ性的に見られること=卑しいと捉えてしまうのかについては性規範の観点から考察されねばならない