ある日森の中

ただただ適当に

ライトノベルを再び読む試みその1

昨日の記事で書いた通りライトノベルを買ってきた。で家に帰って何を読むか少し考えて読み始めたのがこれ。

 

 はい。というわけで買ってきた当日に読み終えることができました。こんな経験久しぶり。というわけで少しだけ感想。ネタバレを含んでしまうので未読の方は読まないほうがいいかと。

 

 

前評判としては恋愛モノ、ということで知り合いの方から「キミ向けでは」という形の触れ込みもあって手にとってみたのであるが、結論から言うと恋愛モノという目線で見るとどうにも不完全燃焼感が漂ってしまった。この作品の主眼は多分そこではないところにあって、主人公とヒロイン(とそれを取り巻くせかい)の間に発生する課題を解決することに主眼が置かれてしまい、恋はその解決のための重要な要素として機能するにすぎない。違うの、もっと甘い話が読みたいねん。

ただ、単なる「日常系」の枠ではなくファンタジー的要素を軽妙に組み込んでくるというのは非常に懐かしい感じがした。しかしよく考えてみればこれもまた「王道」の形なのかもしれない。恋愛をひとまず横に置いてSF(藤子不二雄的な)チックな読み物とすれば結構面白いな、と思ったのが読んで一番に思った。事実1巻の終わりは頭を抱えてしまうほど引きのある感じで続きが気になってしまっている。シリーズは4巻まで出ているそうなのでちょっと引き続き読んでみよう。

まあ何をさておいても地元が出てきて集中して読めなかったのはどこまでもついてくきたのはどうしようもなかった。

次はコレ読みます。

 

安達としまむら (電撃文庫)

安達としまむら (電撃文庫)

 

 百合百合。