ある日森の中

ただただ適当に

少女マンガは好きか

先日大学の時の先輩から「君に少女漫画を読ませたい」と言われた。相変わらず「恋に恋している」私に良いと思ってのことだそうである。

思えば私の20数年の人生を振り返れば圧倒的に少年漫画より少女漫画の方に力点が置かれた人生だった。そもそも母親が根っからのマンガ好きというところが全てが始まり全てが終わっていく。幼い頃から衛星アニメ劇場という文明の利器によって見せられてきた「ベルサイユのばら」「ハイカラさんが通る」「エースをねらえ!」といった古典と化した少女漫画(のアニメ化)、また「こどものおもちゃ」、「赤ずきんチャチャ」、「ミルモでポン!」、「Drリンに聞いてみて」といった同時代でヒットしてきた少女漫画(のアニメ作品)、成長してからも「ハチミツとクローバー」、「桜蘭高校ホスト部」、「山田太郎ものがたり」、「のだめカンタービレ」といった「少女漫画」から掲載誌が「女性誌」へと変化していきながらも、私は必ずと言っていいほど「女性向け」に片足を突っ込んで生きてきた。

そう考えると恋愛に異常なまでにロマンチックな期待を抱くのも一部理解できるような気もするけれど、よくよく考えれば最近こういったマンガを全く読んでいない。先日勧められたマーガレット、別冊マーガレット掲載のマンガは結構面白そうなものが多かったのでこれもまた試したいところ。

高校生のころ、「君に届け」のアニメ1話で風早君の爽やかさに負けて視聴を挫折した頃から私は成長したのだろうか。