ある日森の中

ただただ適当に

はじまりがあればまた終わりもあり

先日読んだ『安達としまむら』、『青春ブタ野郎』シリーズの続巻をAmazonで注文した。それぞれ3冊ずつ、計6冊。こんな規模でラノベを買うなんてどれくらいぶりだろうか。大体明日くらいには届くようなので楽しみに待っている。Amazonと言えば「この商品を買っている人はこんな商品も買っています」コーナーである。今回この注文にあたってそのコーナーに出ていたのが『ロウきゅーぶ!15巻』だった。

 

 

 愛しの袴田ひなたちゃん表紙である。それはそれとしてこれでこのシリーズは完結だそうである。2009年から続いてきたシリーズは6年かけて完結すると思うとなかなか感慨深い。私がここまで思い入れを持ってこの作品の終りを迎えるのは本当にこのシリーズの刊行当初から追いかけ続けてきたからである。

2009年ということは高校2年生の時である。受験生生活が始まっても相変わらずクソオタク生活を続けていた私はいつもラノベを買う横浜駅西口のダイヤモンド地下街にあった移転前のコミック王国で第1巻が平積みされていたのを見つけた瞬間のことは今でも覚えている。手元にある第四版の帯には(残念ながら初版で手に入れられてはいなかった)「少女はスポコン!コーチはロリコン!?」というセンセーショナルな文字が躍り、それを見た私はほぼ自動的にその本をレジに持っていったのだった。

すっかり小学生バスケラノベにハマった私だったが途中からあんまりバスケをしなくなっていく方向性に疑問を抱きつつも、2011年のアニメ1期に狂喜乱舞し、2013年には13巻が発売され本編完結、その後放映されたアニメ2期も比較的心穏やかに見ることができた。最後の方はちゃんとバスケしてくれてよかった。

ロウきゅーぶ!といえば2011年のアニメ1期放映時、大学の同期に激推ししたのは記憶に新しい。奴と一緒にアニメ出演声優ユニットのライブにまで行った。その時奴は湊智花(cv.花澤香菜)推しだったように記憶しているが今は袴田ひなたを演じる小倉唯を追いかけている(声優の一人)ようだ。なんだか腑に落ちない。ちなみに私は高校2年生の時から一貫して袴田ひなたちゃん推しだ。誇ることではない。

とにもかくにも完結巻は10日発売。おそらくその日に届くはずなので6年間の自分の人生の一部を噛み締めながら読んでいきたい。