ある日森の中

ただただ適当に

イケメン

イケメン、イケてるメンズの略称ということだがこの言い回しそのものがなんだか古臭さを拭い去れないくらいに「イケメン」という言葉は広く使われている。

ただしイケメンに限る」この言葉の魔力は凄まじいものがある。世に言うイケメンであれば壁ドン床ドン股ドンかまして胸キュンである。一度"きもちのわるいおじさん"がそんなことをしてしまえば手が後ろに回ってしまいかねない。

イケメン、という言葉には派生語も存在していて、その中に「イケボ」というものがある。様々な類型が存在するけれど平たく言えば「ええ声」ということである。世間的に言えば比較的低い"男性らしい"色気ある声が想像しやすいだろうか。

kuma-rapidexp.hatenablog.com

以前にこの記事でも書いている通り私は卒論執筆のストレスから逃れるためになぜか「女性向けシチュエーションボイス」にのめり込んでしまった。それは今も同じでむしろ悪化している節もある。

アニメを見る時の基準が声優、という方は多いだろうが私はもう男性声優で誰が出てるのかということに対するウェイトが非常に重くなっている*1。そういう意味で前クールは「刀剣乱舞 花丸」と「ユーリ on Ice」で胸焼けがするほど尊さを感じていた*2。昇天。

しかしアニメで美しく描かれる男子(とその声)に大してキャーキャー言う、というのはどういう感情から生まれてくるのだろうか。恋愛感情?そういうセクシャルなものなのだろうか。純然たる憧れ?冒頭で述べたようにイケメンというのは大概何をしても許される*3。そんなヒーロー的存在と画面、ないしはヘッドホンを通した交歓を通じて自分の手の届く位置にあることに興奮しているのかもしれない。イケメンになりてえなあ。

しかし経験がないというのであれば本当に試しでいいから一度シチュエーションCDでも聞いてみてほしい。イケメンに耳元でささやかれるという究極の非日常が味わえますよ?

沼の淵でお待ちしております。

 

*1:女性声優に興味がなくなったわけではない。沢城みゆきは本当に好きだし、最近は大空直美小澤亜李あたりが良いですね

*2:ちなみに好みの男性声優、というのはあまり定まっていない。完全にDD状態である。

*3:というのは不細工の僻みもあるけれど